セプタリアンはその独特の見た目と、自然のエネルギーの凄まじさを感じさせる力強い模様から、石好きにはたまらない魅力を持っている石です。
独特の模様はこの石の形成過程で作られたもので、その形成過程から他の石にはない強力な効果があるといわれています。
今回は、セプタリアンについての効果と意味、体験談をまとめていきます。
セプタリアンの意味
セプタリアンは、母岩とカルサイトとの間を、茶色のアラゴナイトが仕切っていることから、ラテン語の「septem(=隔壁)」から名付けられたというものと、「Septarium(=亀甲石)」にちなんで名付けられたという2つの説が有力であるいわれています。また、その外観からドラゴンの卵や恐竜の卵を連想させることから「ドラゴンストーン」とも呼ばれています。
セプタリアンの特徴
セプタリアンは、ベントナイト質粘土(水分の多い性質のモンモリロン石が主成分の粘土)のノジュール(化石や砂を中心に化学的に凝縮され固まったもの)に生じたひび割れに、カルサイト(方解石)が付着した石で、ハニーゴールドのカルサイトと、茶色のアラゴナイトの2種類の鉱物から構成されています。そのため、カルサイト、アラゴナイト、カルセドニーの特性を併せ持った石であるといわれています。
セプタリアンの形成の始まりは、1億5千万年ほど前(中生代ジュラ紀=鳥類の祖が誕生し始めた時期)にさかのぼるといわれています。その見た目も化石のようであり、古代のロマンをふつふつと感じさせる石です。
見た目は硬そうな印象がありますが、実際にはモース硬度3~3.5程度あり、非常に柔らかく割れやすい石です。そのため、アクセサリーに加工されることは少なく、ディスプレイ用の丸玉として流通することがほとんどです。
セプタリアンのエネルギー(効果・意味)
セプタリアンは、古代の歴史とともに出来上がってきた石であり、地殻変動と生物の歴史を刻む石です。直接的な「化石」ではありませんが、大地のつながりを感じさせることからグラウンディング効果を発揮してくれます。
また、セプタリアンは形成において、ひび割れが修復されていることが特徴であるため、心と心の繋がりを強めたり、絆を強化する効果も期待できるでしょう。つながりを作ることは、何か新しいものを取り入れることでもあり、つながりからは安心感がもたらされることもセプタリアンの効果によるものです。
喜びを象徴する石であるとされ、ずっと温めてきたアイデアを実現させるのに役立ち、創造性を養ってくれる石です。コミュニケーション能力を高め、人前で話をすることを楽にしてくれるともいわれています。
エネルギーの特性
- グラウンディング効果
- つながりを強化する(絆の形成、新しいものを受け入れる)
- 心の安心感をもたらす
- コミュニケーション能力の向上
セプタリアンの陰陽五行的理解
セプタリアンは「隙間」を埋めたことが特徴の石であり、「隙間」は陰陽五行では「土」で表されます。そのため、セプタリアンは「土」のエネルギーが強い石であるといえるでしょう。
「土」は「母性」を象徴するため、「卵」の意味とも重なります。また、「母性」からは「安心感」がもたらされるものです。
- 「土」のエネルギーを持ち、「隙間」を埋める。
- 「土」=「母性」=「卵」、「安心感」、「母なる大地」
- 安心感のある、どっしりとしたエネルギーをもつ。
セプタリアンの使い方
必要に応じて手に持つか、適切な場所に置いてください。
セプタリアンのおすすめ組み合わせ
セプタリアンは硬度が低いため、通常アクセサリーに使用することはありません。
セプタリアンの体験談
準備中
カードにおけるセプタリアンの意味
各種カードにおけるセプタリアンの意味を比較していきます。
『CRYSTALS』by Emily Anderson
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出典:Emily Anderson『CRYSTALS』
『daily crystal inspiration』by Heather Askinosie
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出典:Heather Askinosie『daily crystal inspiration』
『CRYSTALS THE STONE DECK』by Andrew Smart
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出典:Andrew Smart『CRYSTALS THE STONE DECK』
『THE CRYSTAL SPIRITS ORACLE』 by Colette Baron-reid
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出典: Colette Baron-reid『THE CRYSTAL SPIRITS ORACLE』
『CRYSTAL ANGELS ORACLE CARDS』 by Doreen Virtue
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出典:Doreen Virtue 『CRYSTAL ANGELS ORACLE CARDS』
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