「言いたいことがあるなら、ちゃんと伝えましょう!」
整体でお体をチェックしてみると、首から肩にかけての詰まり感の正体は、たいていの場合、「言いたいこと言えてますか?」という話になります。喉から出るはずだったエネルギーが、言葉を飲み込むことで逆流したような形になっていて、肩こりや首のこりとして表れてくるようなのです。
しかし、そうはいっても、なかなか実行するのは難しいことです。「言いたいことって言われても、たしかにそれを飲み込んでいる自覚はあるけど、実際にはどうすればいいのか、わからない」と思うのではないでしょうか。
今回は、言いたいことが言えるようになる方法をまとめていきます。
そもそも『言いたいことが言えない』とは
そもそも言いたいことが言えないとは、どういう状態でしょう。
心理学は「本人も、言いたいことが分かっていないから、相手に伝えることができない」という状態にあると指摘しています。
もやっとした感情が引き起こさたとき、何か言いたいけど、なにを相手に伝えるべきか。
今の自分の苦しい状況を知ってほしいけど、なにをどう説明すべきなのか。
そういうことが自分でも分かっていないから、言葉にすることもできないし、伝えることもできないということなのです。
言いたいことを伝えるための心理テクニック
それでは、どうすれば言いたいことを伝えられるのか、心理テクニックからまとめていきます。
それぞれのテクニックを出来るものから、1週間くらい続けてみて、人間関係または、まわりの人の反応の変化をチェックしてみてください。必ず、いい変化が出てくるはずです。
疑問形を使わない(断定形で伝える)
相手になにか要求を伝えるとき、自然と「~してもらえませんか?」と言ってしまいます。しかし、心理学的にこれはNGだそうです。
疑問形の言い方をしてしまうと、相手は「まわりくどい」「本心を隠している」「よくわからない表現をするし、頭悪いのかな」という印象を受け取ってしまいます。
そのため、きちんと伝えるためには「~をお願いします」「~してください」という断定形で話すことが大切です。このほうが言いたいことの意図が明確に伝わります。
とりあえず、まっさきに試していただきたいテクニックです。
※当然のことながら、言い捨てるのはよくありません。必ずその前後で、配慮「申し訳ないけど」と感謝「ありがとう」をセットにして使ってみてください。
自分をベースにして話す
「断定形」にすることで、話方が急にぶっきらぼうになってしまうこへの対処法として使うテクニックです。
言いたいことを言うためには、対等なところに立って「お願い(自分の要求)」を伝えることが必要です。しかし、普段、会話の進行は知らず知らずに相手をベースにして行っています。そうすると、対等ではないから「お願い」はしにくいし、相手のペースに合わせるから自分の話ができないということになるわけです。
それに対処するために、まず自分の要求を確認し、それをベースに話をすることで、対等な立場からきちんと言いたいことを伝えられるようになるのです。
発言の主導権を握る
発言の主導権を握るためには、話のテーマを出したり、会話のきっかけを作るということをやっていきます。
研究では、言いたいことを伝えるのが苦手な人ほど、会話のなかで発言ができるのを待つ傾向があることがわかっています。しかし、自分が本当に言いたいことを言うチャンスは、会話のなかでほとんど来ないのです!しかも、チャンスを待つほど、人の話を聞くこともできず、不安が増大し、さらに話せなくなるという悪循環も起こってしまいます。
そのため、言いたいことを伝えるためには、まず自分から発言することを心がけるのが大切です。実は、最初に話し始めるのが、最も不安の少ないことなのです。
自己開示をする
自己開示をすると、言いたいことが伝わりやすくなるうえに、相手からの好感度も上昇することがわかっています。
自己開示とは、自己紹介やプライベートなことを話すことではなく、感情と思考を言語化するということです。いつもの脳内のおしゃべりを言語化して、伝えることです。
自分がどういうことが不安で、こういうところで迷っているなど、自分の懸念を言葉にすることで、相手に正直向き合ってくれているという印象を与え、言いたいことを伝えやすくなります。
言いたいことを伝えるためのアロマ
アロマの香りは脳を刺激することで、ストレスを解消し、リラックス効果を与えてくれます。言いたいことを言うために、ネガティブな感情に流されず、自分の言葉で話すことが重要です。
ここでは言いたいことを言うために、喉のパワーを高め、言葉が出やすくなるアロマをご紹介します。
サイプレス
サイプレスは、喉に不快感があるときに役立つ精油であり、感情の抑え込みによるのどの締め付け感にも効果があります。散漫になりがちな意識を集中させることにも有効で、自分の言いたいことに集中して、伝えることに専念させます。
ジュニパーベリー
ジュニパーベリーは、ジンの香りづけで有名です。脳の血流を促進する作用があり、漠然とした不安感や雑念の解消し集中したいときに役立ちます。風や気管支炎のケアにも使われ、喉からエネルギーを発散するのを手伝ってくれます。
(ジュニパーベリーの詳細はこちら)
グレープフルーツ
グレープフルーツは、交感神経を刺激して、心を明るくすることで、現実に踏み出していく、思いを言葉にする勇気を与えてくれます。また、うきうきした気分にさせ、言いたいことを言うことができる雰囲気を作り出してくれます。
(グレープフルーツの詳細はこちら)
言いたいことを伝えるためのパワーストーン
言いたいことを伝えるためにパワーストーンを活用することもできます。パワーストーンは、ネガティブな感情に囚われず、自分の思ったことを言語化するのを助けてくれます。
ここでは、言いたいことが伝えやすくなるパワーストーンをまとめています。
ラピスラズリ
ラピスラズリは、「第三の目」を開き、喉のチャクラのバランスをとることで、自分の思いや考えを言語化し、明確にしていく効果があります。思いや考えがまとまらず言いたいことが伝えられない場合に、それを言葉にするのを手伝ってくれます。
カイヤナイト
カイヤナイトは、依存心や甘えを取り除き、独立心や意志力を強めてくれます。また、思考をクリアにし、曖昧さを回避させます。曖昧な思考から、言いたいことがわからなくなってしまうのを解消するのに役立ちます。「言いたいことがあるなら、言えよ!」と少し厳しめに背中を押してくれる石です。
(カイヤナイトの詳細はこちら)
ラリマー
ラリマーは、優しく平和的なエネルギーを持つ石で、利害関係などを抜きにした思いやりに満ちたコミュニケーションを実現するのに有効です。人種や環境を超えた対等な関係を思い出させることで、感情をストレートに表現することを苦手とする意識を解消してくれます。
(ラリマーの詳細はこちら)
アパタイト
アパタイトは、信頼・自信・調和を象徴する石です。固定概念や周囲の環境などに惑わされる事なく、心のままに自分を主張できるように、自信を取り戻して、自分らしい自分に還っていくことをサポートしてくれます。「真実を伝える石」ともいわれ、言うべきことをはっきりと伝えさせます。
(アパタイトの詳細はこちら)
アンバー
アンバーは、明るさと落ち着きで心身のエネルギーをうまく流せるようにサポートしてくれる石です。緊張して肩に力が入る場面で、リラックスさせ、自己肯定感を思い出させてくれます。自分に自信を持たせることで、言いたいことを伝えるをサポートしてくれます。
(アンバーの詳細はこちら)
言いたいことを伝えるための風水
言いたいことを伝えるための風水もあります。対人運やコミュニケーション能力に関する運を高める風水です。
ここでは、言いたいことを伝えるために有効な風水をご紹介します。
画面をきれいにしておく
スマホや携帯の画面が指紋で汚れていたり、パソコンのディスプレイがほこりだらけだったりすると、対人運が下がってしまいます。
スマホは、他人とつながるためアイテムなので対人運を象徴します。そのため、汚れたスクリーンは運気を下げて人間関係がスムーズにいくのを妨げてしまうのです。また、汚れた画面は持ち主本人の人気運も下げてしまいます。
スマホやパソコンの画面は、常にきれいにしておくことが大切です。
部屋の南の方角を安定させる
南の方角は、人気運を司ります。そのため、部屋の南の方角を整理整頓しておくことで人間関係がうまくいくようになり、言いたいことも伝えやすくなります。
また、ゴミ箱やペットのトイレ、窓の汚れなどは気の淀みや乱れを生じさせてしまいます。できれば、南の方角には置かないように工夫してみてください。
まとめ
言いたいことを伝える方法をアロマ、パワーストーン、風水の視点からご紹介しました。
コミュニケーションは、とにかくやってみることが重要です。英語などの外国語の習得と同じで、理論がわかったら、実践することです。
そうすれば確実に、自分の周りが、そして自分が変化していくことに気がつくでしょう。まずは1週間から、ちょっと試してみる感覚で始めてみましょう。
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