いくらグラウンディングや魔除けをきちんとしていても、日常生活のなかで邪気をもらってしまうことはよくあることです。
整体として、施術をさせていただいていると邪気によってしんどさを感じておられる方がとても多いことに驚かされます。現代は陰性に偏っているといわれ、エネルギー的な影響を受けやすい環境にあることの証明でもあると思います。その都度、邪気抜き(浄化)をしていただくようにおすすめしています。
しかし、ご本人は邪気にやられていることを無自覚のことが多く「なぜかしんどいけど、原因がわからない」「寝てもぜんぜん疲れが取れない」などの原因が、実は邪気だったということもよくあります。(本気で体調が悪い時は無理をせず、病院に行きましょう!)
今回は、整体の現場としてよくお見かけする邪気がついている人の特徴をまとめていきます。
(邪気については、以下の記事にもまとめていますので参考にしてみてください。)
普段もらってしまう邪気とは
冷たい、暑い、湿気が多いなどは自然界の邪気です。夏場に「アツケが入った」とか、冬場の「風邪」というのは、それぞれの季節が持つ邪気にやられている状態のことです。さらに、現代ではこれらに加えて、電磁波や化学薬品など様々な邪気があります。
これらも邪気ですが、しかし、自分が健康である以外に防ぎようがありません。風邪をひいてしまうことはほとんど予期できないのと同じで、こういった環境からの影響は仕方がないことです。
ここで特筆したいのは「人の念」による邪気です。生霊といってもいいのかもしれません(そこまではっきり飛ばすことは高度な技です)。
今この瞬間にも「あの人元気かな」「どうしてるかな」などのポジティブなものから、「あの野郎が」「今度会ったらタダじゃおかない」などネガティブなものまで、様々、人に向かって飛ばし飛ばされているのです。飛ばしている犯人がどうこうの問題ではなく、そういうものです。
また、自分自身もネガティブな思考に囚われているとき、邪気を発し、その邪気にやられてしまうことさえあります。
整体をしていて感じるのは、こういった「人の念」に起因する邪気による影響がとても大きいということであり、まずはこれに気がつく必要があるということです。
邪気につかれている人の特徴
さて、邪気に気がつくためには、邪気がつくとどうなるのかを知っておくことが大切です。そうすれば、自分自身の変化に気づき、適切に対処することができるようになります。また、邪気がある人からは邪気が伝わってきたり、もらってしまうことがあるため、防御したり、避けたりしやすくなることも重要です。(※ひとに「邪気がある」と指摘したりすることは人間関係に重大な問題をもたらす可能性があるため、自己責任でお願いします。)
邪気につかれている人の特徴は以下の通りです。
目つきがきつくなる
人のエネルギー的な変化が最も現れやすいもののひとつが、目です。
調子のいい時、人の目はきらきらしているものです。景色がきれいに映り込むほど、透明度が上がることもあります。逆に、目の輝きがなくなり、落ち窪んだ状態は調子が悪い時と言えます。
邪気につかれている場合、その人の意志とは関係なく、目つきがきつくなる傾向があります。別に腹が立っているわけではないのに、目つきがきつく、周りから見たら、何を怒っているんだろうという印象になります。眉毛の位置さえ、人が違うように見えることもあります。
言葉遣い・態度が悪くなる
言葉遣いや態度は心の状態がそのまま現れるので、邪気につかれていた場合、如実に「汚く」なります。
暴言を吐くほどではなくても、人が変わったようにぶっきらぼうな態度になったり、悪態をついたりします。天邪鬼(あまのじゃく)的に、何を言われても受け入れず、反発するような態度や言葉が多くなります。
急に体型が変化する
ダイエットをしているわけでもないのに、体型が急激に変化することがあります。
邪気につかれると基本的には、体の循環が悪くなるので、むくみやすく痩せにくい状態になることが多いようです。逆に急激に痩せてしまう場合も、体に過剰なストレスとしての邪気が加わっていることが原因の可能性があるので要注意です。
異常に疲れやすい
邪気がついていると、疲れやすく、またなかなか回復しにくいという状態になります。
寝ても回復できないどころか、寝ることもしんどくなってしまったり、疲れているのに目が冴えたりするのも邪気による影響の可能性があります。
疲れは、特に左肩のこりや背中の痛みとして発現することが多いようです。

理由なく黒っぽいものが好きになる
理由もないのに、黒っぽいものが好きになってしまったり、最近どうも黒い服を着るなどの変化は要注意です。
似た者同士は集まるという法則で、邪気は黒いものが好きなようで、本人が知らず知らずに黒いものが増えていったりします。好みの問題もありますが、たまには明るいものを身につけるなど、気分を変えるのもいいでしょう。
見た目をあまり気にしない
邪気につかれていると、余裕がなくなってしまうので、自分の見た目があまり気にならなくなります。
髪の毛の染めが禿げてきているのにほったらかしたり、服のセンスが急に悪くなったりすることもあります。
また見た目に加えて、においにも鈍感になるので、自分の体臭などが異常になっても気がつきません。ひどい場合は、負のオーラの「生ゴミ」のような臭いになります。(普通の人には気づかれないことも多いですが)
横にいると、咳やあくびが止まらなくなる
邪気がついている人は、本人が無自覚のうちにまわりに発散しています。そのため、まわりにいる人も、その邪気から影響を受けてしまいます。
隣の人から急に邪気を受けた場合、体の反応として、急激な眠気に襲われたり、咳が止まらなくなったり、気分が悪くなるといったことがあります。体が邪気からガードしてくれているのです。
可能ならば、その場を浄化するか、原因と考えられる人から距離をとるほうが無難です。

パワーストーンの急激な変化が起こる
邪気がついている人のアクセサリーは輝きが急速に失われることが多いです。特にパワーストーンは持ち主本人のエネルギーに影響されやすいので、目で見てすぐにわかる変化が出現することもあります。
パワーストーンの変化については以下のページにもまとめていますので、参考にしてみてください。
人間関係の変化
「類は友を呼ぶ」という法則で、人間関係も変化していきます。本人に強い邪気がある場合、周囲によってくるのはやはりそういった邪気のついた人物です。
周りに「印象の悪い人」が増えてきたと感じる場合には、注意が必要です。(ただし、本人は気がつかないことが多い。)
まとめ
最後にとても大切なことを書きます。
邪気がついているのは、確かに本人に問題があることが多いのですが、イコール本人が悪いということではありません。
自分で邪気を作り出していることもありますが、その場合もなんらかの原因があって(大抵は間違った固定観念や過剰な執着)、その人自身よりも、今までの生き方だったり環境だったりからの影響によるものなのです。
そのため、邪気があるとわかった時点で、まずは浄化してください。それから、「なぜ、こんな気分になったのか。こんな邪気がついていたのか」を考えてみてください。
原因がわかれば、その考えを修正していくことで、根本的な浄化につながります。
間違っても「あなた、邪気まみれよ!」などと非難したり、責めたりすることだけはしないようにお願いいたします。
そして、できれば優しく炭酸水でも差し出してあげましょう。炭酸水は即席の浄化になります。
あくまでも指標ですので、軽く意識する程度にしておいてください。
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