Instagramはこちら! 通販サイトはこちら!

パチュリの効果と意味

パチュリは、東南アジアを原産とする低木層の多年生植物です。草丈は1mほどに生長します。枝の先に花穂をつけ、紫色を帯びた白い花を咲かせます。

パチュリは、インドでは古くから衣服の防虫のための香りづけとして利用され、ヨーロッパに輸送されるカシミアショールのあいだにもパチュリの葉がはさまれました。パチュリの特徴的な香りは、インドから来た”本物”だという証拠でもあったといわれています。

今回は、パチュリの効果と意味についてまとめていきます。

パチュリの基本データ

名前パチュリ、Patchouli
和名かっ香
学名Pogostemon cablin
科名シソ科
使用部位葉部、枝部
四大元素(五行)火(土(火))
チャクラ第1チャクラ

パチュリの特徴

パチュリは、甘く、湿り気のある土を思わせるオリエンタルな香りです。独特でありながら、どこか懐かしく、ほっとする香りです。墨汁の香りにも似ています。ブレンドでは、他の香りも長続きさせるため、香りの保留剤として使用されることもあります。

パチュリは、収穫直後にはほとんど香りがないそうです。収穫後、乾燥させて発酵する過程で、この独特の香りが生み出されるのです。時間をかけて蒸留されることで、個性的な深みのある精油として精製されています。また、年月とともに香りが芳しくなる数少ない精油のひとつです。

パチュリは、意識が過去や未来に飛んでいってしまいがちなときによく選ばれる精油です。パチュリの土を思わせる香りは、大地を想起させ「今、ここ」に焦点を合わせることを思い出させます。”今”という感覚を肌で感じさせてくれる香りなのです。今この瞬間を満喫すること、明るい未来を切り開くための最初の一歩になります。

パチュリの効果

パチュリは『今、ここ、を思い出したいとき』におすすめです。

  • 緊張を解きほぐす
    緊張や集中をし続ける心をひと休みさせてくれます。睡眠障害や得体の知れない不安感、抑うつのケアにも有用です。
  • 風邪、頭痛、吐き気、腹痛の伝統治療薬
    パチュリは各国の伝統医学でも使われてきました。パチュリの香りを嗅ぐだけでも、緩下(排便を促す)作用があることが確認されています。
  • ニキビ、吹出物に効果的
    抗菌作用があるため、ニキビや吹出物のケアに有用です。

エネルギーの特性

  • マイドフルネスな視点を促す(「今、ここ」の感覚)
  • グラウンディング
  • 自分軸、自分らしさの確立
  • 不安の解消(情緒の安定)
  • 「枠」の除去(自分の限界を突破する)

パチュリの使い方

芳香浴、ボディトリートメント、スキンケアに使用できます。

活用例

本番前の緊張を和らげるのに、パチュリを使用することができます。ハンカチやティッシュペーパーに、パチュリを1~2滴含ませ、この香りを嗅ぎながら瞑想します。

グラウンディング作用によって、どっしりと気が落ち着いていくのが実感できるかもしれません。本番の10日ほど前から、パチュリを使った瞑想で深い呼吸を練習しておけば、本番にも落ち着いて臨むことができるでしょう。

ブレンド例

  • パチュリ1滴+イランイラン1滴
    ⇒とても落ち着く香りです。濃厚なので、あまり嗅ぎすぎるとしんどいかもしれません。
  • パチュリ1滴+グレープフルーツ2滴+イランイラン1滴
    ⇒オリエンタルな香水のような香りです。いい香りの虫除けという印象です。

パチュリの注意点

毒性は特にありません。長時間香りが継続するため、使用量には注意が必要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました