
ローズマリーは強力な抗酸化作用を有するため、古代から『若返りのハーブ』として知られています。
現代では科学でその効果が実証されており、循環器系への作用として血行を促進し、脳の記憶領域に作用して、記憶や集中力の増強をもたらすことからブレイントニック(脳の活力剤)とも呼ばれています。
ローズマリーは脳に刺激を与えることで気分をリフレッシュし、活力を回復するアロマとして非常に有用です。
今回は、ローズマリーの効果と意味をまとめていきます。
ローズマリーの基本データ
名前 | ローズマリー、rosemary |
和名 | マンネンロウ |
学名 | Rosmarinus officinalis |
科名 | シソ科 |
使用部位 | 葉部 |
四大元素(五行) | 火(火) |
チャクラ | 第4, 6チャクラ |
ローズマリーの特徴
ローズマリーは、強く新鮮な香りのあとに、ほのかにウッディ調の香りが続きます。『海の雫』を意味する学名を持ち、地中海を彷彿とさせる爽やかな香りです。
ローズマリーの香りは、昔から記憶力を向上させると信じられてきました。古代ギリシア時代には、学生たちがローズマリーの冠をつけて勉強したといわれています。実際、ローズマリーの香りは脳の記憶領域に作用して、記憶や集中力の増強をもたらすことからブレイントニック(脳の活力剤)とも呼ばれています。
ローズマリーのスピリチュアルな意味
ローズマリーは第3の目の開花を促進するため、思考が混乱していたり、人前での表現力をアップさせる必要があるときによく選ばれる精油です。ローズマリーを欲する際には、高次の存在からのメッセージを受け取っていることも多く、自分の思いや考えを、感じた通りに表現することが大切になります。
ローズマリーの効果
ローズマリーは『心と体をともに活性化してエネルギーを高めたいとき』におすすめです。
- 脳を刺激し集中力を向上させる
中枢神経を刺激する香りが、脳を刺激し、頭をスッキリとさせ、エネルギーを引き出します。 - 認知症の予防や低血圧、関節痛の改善
脳を活性化させることで、認知症の症状改善に使われます。脳が活性化して眠れなくなることがあるため、使用は午前中がおすすめです。また、肝機能の強化や関節痛、筋肉痛の緩和に役立ちます。 - 肌の透明感を向上させる
血行促進作用によって、特に老化肌、脂性肌のケアに役立ちます。にきびや吹出物が気になるときにも、化粧水へ配合することができます。頭皮の活性のために利用すると、育毛やフケの防止になります。
エネルギーの特性
- 日々のルーティンからの脱却
- 高次からのメッセージを受け取る(第3の目の覚醒)
- 記憶力の向上
- 表現力の向上
- 自信と意欲の向上
ローズマリーの使い方
芳香浴、沐浴、ボディトリートメント、スキンケア、ヘアケアに使用できます。
活用例
背筋をシャンとしたいときに、3滴ほど入れて足湯をすると、活力とやる気がでてきます。午前中に行うのがおすすめです。
また、朝シャワーで目を覚ましたいときに、シャワーの足元に1~2滴垂らすと効果的です。
ブレンド例
ローズマリーの注意点
高血圧、妊婦と授乳婦は用いないこと。
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