ブラッドストーンは、血液と深い関係があります。血液を元気にして酸素の循環を良くする力もあるため、脳を活性化し、思考の明晰性を高めてくれます。その効果は「健康運」だけにとどまりません。
多くの伝承が残る神秘的な石であり、地味な見た目とは裏腹に、パワーストーンとして深い魅力があります。
今回は、ブラッドストーンについて効果と意味、体験談をまとめていきます。
ブラッドストーンの特徴
3月の誕生石として有名なブラッドストーンは、古代エジプトやローマでは、兵士のお守りとして人気があり、中世の騎士たちは、出血を防ぐ護符として身につけていたとされています。持ち主の聡明さと純潔を守り、健康と長寿をもたらすといわれています。
ブラッドストーンはジャスパーの一種で、緑色に血のような赤い斑点がみられるものをいいます。ブラッドストーンには、イエスがゴルゴダの丘で磔にされた際、ちょうどその下にあったこの石にイエスの血が染み込んでできたという有名な伝承があります。そのため、神の力で、絶対的に魔物を寄せ付けない石ともいわれてきました。
ブラッドストーンは別名「ヘリオトロープ」ともいい、かつてエジプトのヘリオポリスから産出したことに由来するといわれています。
ブラッドストーンのエネルギー
ブラッドストーンは、その名の通り血液ととても深い関係があり、血止めや腫れものを癒したり、血液浄化作用を持ち、血液関係の病気に対して良い影響があるといわれています。血液に力を与え、酸素の循環をよくする力があり、脳への酸素供給向上によって、持ち主の明晰性を高めてくれます。また、ブラッドストーンは生きることに対しての前向きな欲求を高めてくれるので、人生に対する絶望感を持っていたり、疲れていたりといったネガティブな感情を抱いている人にとって心身の両面から力強いサポートになってくれます。
ブラッドストーンは「生命の誕生」とも深い関係があり、肉体的なレベルではなく「授かる」という霊的なレベルでの妊娠をサポートしてくれる石でもあります。
さらに、霊性エネルギーを導く力を与えてくれる神秘的で魔術的な特性が強い石でもあります。ブラッドストーンは、導きを伝える手段として音を発することから、古くは「オーディブルオラクル」と呼ばれていました。導きは直観を高め、創造性を強化してくれます。また、夢を見ることを促し、強力な活性化作用があります。
ブラッドストーンは、グラウンディング作用と保護作用を持ち、好ましくない影響を遠ざけ、今この瞬間に行動するのとサポートしてくれます。そのため、勇気をもって撤退する柔軟性を教え、意思決定プロセスを促進してくれる石でもあるのです。
エネルギーの特性
- ポジティブな人生観を促進
- 一族の繁栄(『その血の運命』)
- 血液にパワーを与える(明晰性、意志力を高める)
- 酸素循環の向上(健康運の向上)
- 安産、妊活のお守り
- グラウンディング、保護作用
ブラッドストーンの使い方
必要に応じて使ってください。健康運のために使う場合は、継続して身につけます。水に入れたボウルの中に入れたものをベッドのそばに置くと安眠できます。免疫力を刺激するには、胸腺の上にテープで貼ってください。
ブラッドストーンの体験談
『腹痛防止のお守りにブラッドストーン』
学生時代は、すぐにお腹が痛くなるのが常で、冬にはカイロが手放せず、下痢止めを常備しているほどでした。
そんなときに、お守りとして持っていたのが「ブラッドストーン」です。当時はあまり地味であまり好きではなかったのですが、着け始めてから確かに腹痛に悩まされることが減ったと思います。
健康運が上がったからか、心理的な要因からかわかりませんが、今はお腹が痛いなんて滅多なことでは起こりません。
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