デンドリティックオパールは、オパールの中でも遊色効果を持たないコモンオパールに樹木模様のインクルージョン(デンドライト)が入り込んだ石です。
今回は、デンドリティックオパールについての効果と意味、体験談をまとめていきます。
デンドリティックオパール(マーリナイト)の意味
デンドリティックオパールの名前は、「dendritic(=樹枝のような)」を意味し、美しい植物の形のインクルージョン(デンドライト)が内包されていることに由来します。
また、別名「マーリナイト」「メルリナイト」は、ブリテン島とアーサー王の伝説に深く関わる魔法使いアンブローズ・マリーン(通称マーリン)から名付けられたいわれています。
デンドリティックオパール(マーリナイト)の特徴
デンドリックオパールは、水に溶け込んだ金属イオンや二酸化マンガンや酸化鉄が石の割れ目に侵入し、微細な粒となって壁面に沈殿したものが、植物のような模様を作り出しています。まさに自然が生み出したアートともいえるこの石は、古代ギリシア時代から知られており、“永久に枯れない樹木”を封じ込めた石だと考えられていました。
デンドリックオパールは、別名「マーリナイト」「メルリナイト」ともいい、和名では「模樹石」と呼ばれますが、現在、この呼び名はオパールに限らずアゲート(瑪瑙)などのベースの石に、デンドライトが入り込んで樹木の枝状の模様があらわれている石(「デンドリティック~」)も含める呼び方になっています。
デンドリティックオパール(マーリナイト)のエネルギー(効果・意味)
デンドリティックオパールは、人生に魔法と幸運をもたらしてくれる石とされ、シャーマンや錬金術師のような魔法を使う存在の知恵を持っているといわれています。そして、自己価値や直観力、深い叡智からもたらされる洞察力などの回復をサポートしてくれる石とされています。
また、日常のどんなに困難な状況でも、それを体験からの叡智として魂の成長に活かせるように、行動や決断をサポートすると言われています。
白と黒の2色からなることから「均衡の石」といわれ、物事に調和をもたらし、お互い補完しあうもの(陰と陽)のバランスを整える石です。
エネルギーの特性
- 自分の個性やユニークさを受け入れる(魂の本質を思い出す)
- グラウンディングの強化(陰陽のバランス調整)
- 目標達成へのサポート
- インナーチャイルドや過去世の傷を癒す
デンドリティックオパール(マーリナイト)の陰陽五行的理解
デンドリティックオパールは、陰陽五行では「土」のエネルギーをもっています。植物を思わせる模様が内包物として含まれていることは、まさに「土」の枠組みを思わせます。また、白と黒の2色を含むことも、全体の象徴である「土」の特徴です。
- 「土」のエネルギーを持ち、陰陽のバランスを調整する。
- 目標達成とは、考えの実現であり、実現とは「土」のエネルギーの高まりである。
- 力強く、高貴なエネルギーをもつ。
デンドリティックオパール(マーリナイト)の使い方
必要に応じて、配置するか、グリッディングしてください。あるいは、身につけてください。
デンドリティックオパール(マーリナイト)の体験談
準備中
カードにおけるデンドリティックオパール(マーリナイト)の意味
各種カードにおけるデンドリティックオパールの意味を比較していきます。
『CRYSTALS』by Emily Anderson
出典:Emily Anderson『CRYSTALS』
『daily crystal inspiration』by Heather Askinosie
出典:Heather Askinosie『daily crystal inspiration』
『CRYSTALS THE STONE DECK』by Andrew Smart
出典:Andrew Smart『CRYSTALS THE STONE DECK』
『THE CRYSTAL SPIRITS ORACLE』 by Colette Baron-reid
出典: Colette Baron-reid『THE CRYSTAL SPIRITS ORACLE』
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