ヘマタイトの効果と体験談【血液の力で意志と本能を高める『勝利へ導く石』】

ヘマタイトは「勝利へ導く石」ともいわれ、積極的に行動することを助け、困難を乗り越えて目標達成へと導いてくれる効果があるといわれてます。強力なグラウンディング作用もあるため、他人の念や影響を受けやすい人にもおすすめの石です。

ヘマタイトは、戦いの神マルスと結びつきがあるとされ、実現させたい夢があるとき、どうしても勝ちたことがあるときに身につけるのがおすすめです。自分に克つための意志力も高めてくれるので、リーダーシップが必要とされる立場の人が身につけることで、周囲を引っ張っていく強さを発揮できるようになるでしょう。

今回は、ヘマタイトについて効果、意味と体験談をまとめていきます。

ヘマタイトの特徴
ヘマタイトのエネルギー（効果・意味）
1. エネルギーの特性
ヘマタイトの陰陽五行的理解
ヘマタイトの使い方
ヘマタイトの体験談
1. 『ヘマタイトのタンブルで、夢を実現』
カードにおけるヘマタイトの意味

ヘマタイトの特徴

ヘマタイトの結晶は削り出すと赤くなる性質があるため、古くから血液に対して有効であると信じられてきました。古代ローマ時代には、止血効果が高いと信じられ、戦場に赴く際にはヘマタイトを体にこすりつけることで、ケガをしても生きて帰ることができるとされていました。このことから「軍神マルス」と関連付けられ、「勝利へ導く石」としての意味がつけられていきました。

ヘマタイトは主成分が鉄分であり、その影響で血液に深い関係があると考えられています。市場に出回っているヘマタイトは、ほとんどが加工品ですがエネルギー的には問題なく使用することができます。人工的に作られたヘマタイトは、天然のものと区別してヘマチンと呼ばれることもあります。

ヘマタイトのエネルギー（効果・意味）

ヘマタイトは、持ち主の血液にパワーを与えてくれます。赤血球のはたらきを活発にし、酸素の供給量を高めることで運動能力アップ、持久力アップの効果が期待できます。血液循環を促進してくれるので、疲労回復効果も期待できるでしょう。

ヘマタイトをネックレスやペンダントにして首につければ、脳に酸素が送り込まれやすくし、頭が冴えたり眠気を防いだりしてくれる効果が期待できます。しかし、日常的にヘマタイトの力を利用していると、逆に体のはたらきは抑制されていくので、普段使いとしてブレスレットにとどめておくのが無難です。

ヘマタイトは持ち主の意志力を高める効果もあります。そのため、勝負ごとや仕事のお守りとして使われることも多い石です。大きく捉えれば過酷な運命に打ち勝つ、小さく捉えれば目の前の試験に合格するなど、幅広く精神力の強さを支えてくれるのです。自分に勝ち続けることが必要な、経営者やスポーツマンにおすすめの石です。

エネルギーの特性

意志力の強化
生存本能の促進（グラウンディング）
勝負ごと、仕事のお守り（自分に克つ力の向上）
血液循環の促進（血液の回復、強化、調整）
自尊心、信頼性の向上

ヘマタイトの陰陽五行的理解

（※（）内の数字は上記エネルギーの特性より参照）

ヘマタイトは、血液と関係が深い石で、陰陽五行では「火」のエネルギーを持っており、「木剋土（もっこくど）」の相剋ルートを促進する役割があります。

陰陽五行の「火」は、臓器では心臓を象徴し、血液の象徴でもあります。ヘマタイトは伝統的に血液にパワーを与えることが知られており、まさに「火」のエネルギーを持ちます。「火」のエネルギーは、直接血液循環を促進してくれます（４）。また、ヘマタイトによる判断力の向上（５）は、脳血流の向上によるものだといわれています。

意志の力とは、想念の力（「木」）をもって、現実（「土」）を変えていく力のことであり、これを陰陽五行では「木剋土」の相剋ルートといいます。このルートを促進するのが「火」であり、情熱や熱意、興味、関心と表現できます。ヘマタイトは「火」のエネルギーを持つため、意志力の強化につながります（１）。また、このルートはグラウディング効果と同じことを表現しており、ヘマタイトの場合は特に血液のエネルギーを高めることから現実世界の肉体エネルギーを上昇させる効果から、グラウンディング効果を「生」の側面から強力に発揮してくれます（２）。さらに、意志力が強く、生命力が強化されると自分をコントロールし、勝負事や仕事でも自分に克つ力が強くなります（３）。

「火」は、愛や共感のエネルギーでもあります。「火」の愛のエネルギーは、ローズクォーツに代表されるように「自己愛（自分で自分を認めること）」が重要です。ヘマタイトもやはり「火」なので、愛のエネルギーを持っており、これが自尊心の向上（６）につながります。自尊心が高くなると、自分の言ったことに対する再現性が高くなるので、周囲からの信頼性も向上します（６）。