ローズクォーツの効果と意味【恋する人の強い味方『激愛の戦士』】

ピンク色の水晶（石英）ことをローズクォーツといいます。ピンク色に変化する原因は、アルミニウムの他に酸化チタンなどの結晶を含むためだと考えられています。

ローズクォーツは愛と美を象徴する石といわれ、「恋愛運にはまずローズクォーツ」といわれるほど恋愛運のパワーストーンとして有名で、非常によく知られている石です。しかし、ローズクォーツの愛のパワーは恋愛だけにとどまりません。ローズクォーツは持ち主を優しいオーラで包みこみ、愛する心を呼び覚ましてくれる石です。恋愛をする以前に、まずは自分を大切にする気持ち、愛する気持ちを思い出させることで、持ち主が本来持っている魅力を内側から引き出してくれるのです。

今回は、ローズクォーツについて効果と意味、体験談をまとめていきます。

ローズクォーツの特徴
ローズクォーツのエネルギー（効果・意味）
1. エネルギーの特性
ローズクォーツの陰陽五行的理解
ローズクォーツの使い方
ローズクォーツの体験談
1. 『人にやさしくあるためには、まず自分にやさしく』
カードにおけるローズクォーツの意味

ローズクォーツの特徴

ローズクォーツは非常に可愛らしいピンク色の見た目と、愛と美を象徴することから女性からとても人気のあるです。ギリシア神話の愛と美の女神アフロディーテの石とされ、アフロディーテに捧げられたバラ（ローズ）がその名前の由来ともいわれています。

ローズクォーツは、古代ローマやエジプトでは美しさの秘薬として使用されたともいわれています。また、カメオなどの装飾品に彫刻して使用され、一途な愛を貫いた人に「激愛の戦士」の称号とともに送られたという伝承があります。

ローズクォーツのエネルギー（効果・意味）

ローズクォーツは、とても穏やかで優しいエネルギーを持つ石で、自分の存在を愛しむ心を高めてくれます。あらゆるポジティブな循環は、まず自分を愛すること、自分の存在を認めること、自分に自信を持つことから始まります。ローズクォーツは自分を愛することを教え、愛のエネルギーの循環のためのスタートラインに立たせてくれる石なのです。

自分を愛することを知れば、自分に自信を持つことができ、思考や行動もポジティブに前向きに変化していきます。その結果、表情が明るくなったり、笑うことが増えたり、行動力が上がったりし、細胞が活性化され、内面とともに外面も美しくなっていくというポジティブな循環に入っていきます。楽しいときは疲れにくいというのは誰しも経験のあることです。

ローズクォーツは、心に抱え込んだネガティブな要素を洗い流し、愛に満ちた美しい生き方ができるようにサポートしてくれる石です。無条件の愛と無限の平和を象徴する石なのです。

ディープローズクォーツは落ち着いた色で照れることなく持ちやすいですが、ローズクォーツのポジティブな特性は発色の明るいもののほうが感じやすいでしょう。愛を引き寄せたいなら、ローズクォーツが最高のパートナーになってくれるでしょう。

エネルギーの特性

自己愛、自己肯定感の向上（セルフコンパッション）
愛と美の象徴（女神アフロディーテの石）
肉体的な疲労の緩和（若さの維持）
美に対する感受性の向上
心を癒す（トラウマの解消）
優しさ、思いやりの心を育てる

ローズクォーツの陰陽五行的理解

（※（）内の数字は上記エネルギーの特性より参照）

ローズクォーツは「火」の効果を強く発揮し、特に「火生土（かせいど）」の相生ルートを促進する効果があります。

陰陽五行における魂の成長のために「火」のはたらきの本質は、自分で自分を認め、愛するということにあります。思い（「木」）を現実（「土」）にしていくためには、その考えをまず自分で認めること（「火」）が必要なのです。ローズクォーツの自己愛や自己肯定感の向上（１）とは、まさにこの「火」の役割です。自分を愛することができれば、心は癒やされ、トラウマの解消（５）にも繋がります。

「火」のエネルギーが増加すると、「火生土」の相生ルートによって「土」のエネルギーが高まります。「土」は肉体の象徴であるため、肉体のエネルギーが高まります、つまり肉体疲労の緩和や若さを維持すること（３）に繋がるのです。また、「土」は美しさを象徴するため、ローズクォーツは愛「火」と美「土」の象徴（２）といえるでしょう。

「土」の”美しさ”には、「自分が囲い込んで育てたものは美しい」という意味が含まれています。そのため、「土」のエネルギーが高まると、自分のテリトリーにあるもの（自分と同調するもの）に対して美の感受性が高まり（４）ます。自分の周りにあるものを育てることは「土」の本質でありますから、そのための優しさや思いやりの心も当然高まります（６）。