フォスフォシデライトは、ガムボールのような鮮やかで毒々しい紫色が印象的な石です。2000年代から流通が始まった比較的新しい石で、取り扱いに注意を要するために、あまり見かけることのない珍しい石(レアストーン)といわれています。
フォスフォシデライトは先行きが不安になって自分を失いそうになったときやネガティブな感情で心がくじけそうなときに、心を静めて冷静な判断力を取り戻すサポートをしてくれます。つい感情的になってしまう、本来の意図とは違った受け取り方をされてしまうなどの悩みを持つ人は、フォスフォシデライトによって解決されるといわれています。
今回は、フォスフォシデライトについての効果と意味、体験談をまとめていきます。
フォスフォシデライトとは
鮮やかな紫色が特徴のフォスフォシデライトは、バリサイトと同類で、鉄イオンによって発色しています。名前の由来は「phospho(=燐(リン)」と「siderod(=鉄)」から名づけられたという説と、ギリシャ語の「phosphoros(=光を運ぶもの)」という意味に由来しているという説が有力であるとされています。
ドイツの研究者ヘニングブラントにより発見され、2000年代に流通が始まったフォスフォシデライトは比較的新しいパワーストーンです。硬度が低く、取り扱いに気を配る必要があるため、あまり多くは出回っておらずレアストーンとされています。
フォスフォシデライトのエネルギー(効果・意味)
フォスフォシデライトは、ヒーリングの力が強く、ストレスや情緒の不安などネガティブな状態を解消し、ポジティブな状態へと引き上げてくれます。不安な思いや先の見えない気持ちに陥っている人に行き先に光を照らす力を持っています。
また、相手の本当の気持ちを察知する能力も高めてくれるため、人間関係を円滑にする効果も期待できるといわれています。あらゆる場面のコミュニケーションにおいて、自分の意志を明確にして、意思疎通をスムーズにすることで、気持ちの行き違いを無くしてくれる効果があるとされています。
エネルギーの特性
- 人生の正しい方向を照らす
- 霊的な向上
- 精神の深い癒し
- コミュニケーション能力の向上
フォスフォシデライトの陰陽五行的理解
(※()内の数字は上記エネルギーの特性より参照)
フォスフォシデライトは、陰陽五行では「火」のエネルギーを持っています。火(ひ)は明るく、まわりを照らしたり、状況を明らかにしたりします。まさに「光を運ぶもの」です。
陰陽五行の「火」は、自分の思い(「木」)を現実世界(「土」)に反映していくためのカギとなるものです。例えば、それは興味や関心であったり、広い意味での愛であったりします。これを陰陽五行では「木剋土(もっこくど)」の相剋ルートが「火」の触媒によって促進されているといいます。もっと平たく言えば、自分の好きなことをすることこそが、現実世界でうまくいくためのポイントであるということです。自分の思いを現実に反映させていくことこそが、自分の人生を生きることであり、そこに人生の正しい方向があります。つまり、フォスフォシデライトの「火」が人生の正しい方向を照らしてくれる(1)のです。
また、「火」は愛のエネルギーであり、これを知ることは霊的な向上につながります(2)。愛を知らない人に、エネルギーや魂のことは理解できません。愛は最も強力で身近にある目には見えないエネルギーです。
さらに、愛のエネルギーは精神を深く癒し(3)てくれます。コミュニケーションにおいては、相手を思いやる気持ちを教え、意思疎通はスムーズになるでしょう(4)。自分の気持ちが「明らかになること」も「火」のエネルギーによるものであり、明確に伝えることに役立ちます。
フォスフォシデライトの陰陽五行的理解
- 「火」のエネルギーを持ち、「木剋土」の相生ルートを明らかにする。(触媒としての作用は少ない。)
- 「火」として、愛のエネルギーをもたらす。
フォスフォシデライトの使い方
必要に応じて、身につけてください。
フォスフォシデライトの体験談
準備中
カードにおけるフォスフォシデライトの意味
各種カードにおけるフォスフォシデライトの意味を比較していきます。
『CRYSTALS』by Emily Anderson
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出典:Emily Anderson『CRYSTALS』
『daily crystal inspiration』by Heather Askinosie
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出典:Heather Askinosie『daily crystal inspiration』
『CRYSTALS THE STONE DECK』by Andrew Smart
記載なし
出典:Andrew Smart『CRYSTALS THE STONE DECK』
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