サードオニキスの効果・意味【幸せな夫婦・家庭を築く『紅縞瑪瑙』】

サードオニキスは、赤と白の縞模様が美しく特徴的な石です。和名は「紅縞瑪瑙（べにしまめのう）」でオニキスと同じ縞瑪瑙のグループに入ります。

サードオニキスはペリドットと並んで、8月の誕生石でもあります。古代エジプトや古代ローマでは、カメオの材料として利用されていたようです。当時のカメオはアクセサリーとしてだけでなく、お守りや印章としての重要な役割を担っていました。

今回は、サードオニキスについての効果と意味、体験談をまとめていきます。

サードオニキスの意味
サードオニキスの特徴
サードオニキスのエネルギー
1. エネルギーの特性
サードオニキスの陰陽五行的理解
サードオニキスの使い方
サードオニキスの体験談
1. 『幸せな家庭のためのサードオニキス』
カードにおけるサードオニキスの意味

サードオニキスの意味

サードオニキスの名前は、ギリシャ語で茶色を意味する「sard」と、爪を意味する「onyx」に由来します。

サードオニキスの特徴

アゲート（瑪瑙（めのう））グループのなかで、縞模様が層状に見られ、赤色～褐色のものをサードオニキスといいます。旧約聖書をはじめとして多くの文献に名前を残す石であり、夫婦円満や幸せな結婚を象徴する石として知られています。

パワーストーンではなく、一般のアクセサリーとしても利用されることの多い石です。

サードオニキスのエネルギー

サードオニキスは丸く研磨することで、天眼石のように目玉模様がみられることから「赤天眼石」としても流通しています。その目玉模様のために、邪気払いのエネルギーを発揮してくれます。

結婚生活やパートナーシップに永続的な幸せと安定性をもたらし、友情と幸運を引き寄せます。また、意志力を補い、性格を強化し、スタミナや活力、自制力を強化してくれます。

エネルギーの特性

魔除け・邪気払い
夫婦・家庭円満
結婚運の向上
意志力の強化

サードオニキスの陰陽五行的理解

（※（）内の数字は上記エネルギーの特性より参照）

サードオニキスは天眼石やオニキスと非常によく似ています。陰陽五行では「木剋土（もっこくど）」の相剋ルートを「土」的な要素をもって促進する効果があるといえます。ただし、サードオニキスはオレンジ色かつ目の模様による効果があるため、”神の目＝すべてを明らかにする”「火」という要素が入っているのが特徴です。

「木剋土」の相剋ルートは、ふわふわした気持ち（「木」）を落ち着かせ、地に足をつける（「土」）こと、すなわち一般的なグラウンディングと同じことを示します。思そして、きちんとグラウンディングができていれば、邪気の影響を防ぐことができるので、魔除けや厄除け（１）になります。加えて、サードオニキスでは”神の目”である目玉模様が「すべてを明らかにする」ため、「火」の要素を持ちます。「火」＝太陽の象徴でもあるので、太陽のようにより強力に邪気を払う効果（１）を持っていることわかります。

また、「木剋土」は「自分の考えを現実化していくこと」を表しているので、その原動力は”意志”の力です。この流れが強化されることは、意志力が強化される（３）ことであり、結果としてまわりに流されない自分を確立することができるのです。

さらに「木剋土」のルートが促進されると「土」のエネルギーが高まります。「土」は社会的な枠組みを象徴するので、結婚や家庭におけるエネルギーを高めてくれます。サードオニキスは「火」のエネルギーも持つため、愛のエネルギーをもって「土」を安定させるというイメージで、まさに夫婦や家庭における幸せ（２、３）へと導いてくれるのです。

サードオニキスの陰陽五行的理解

「土」として「木剋土」の相剋ルートを促進するが、「火」の要素が追加されている。
目玉による邪気払いと、「火」の愛による夫婦の幸せに効果的。
明るく、優しいエネルギーを持つ。

オニキス×天眼石×オレンジな石です！

サードオニキスの使い方

どこにでも使えますが、特に胃の上に置くと効果的です。

サードオニキスの体験談

『幸せな家庭のためのサードオニキス』

私が結婚を決めて、引っ越しの準備を進めていたころ、ふと昔親戚にもらった首飾りがでてきました。コースターのように大きな石のプレートがくっついているため、あまり着けたこともなかったのですが、何の石か知りたくて石のお店で見てもらうことにしました。（当時はまだパワーストーンを仕事にするなんて思ってもいなかったころです！）

お店で見てもらうと、サードオニキスとのことでした。調べてみると「夫婦円満」のお守りとのこと！

驚くようなタイミングで出てきてくれたので、夫婦の幸せの象徴として、大切に飾っています。おかげで仲良く日々過ごせています。