マラカイトの効果と体験談【『孔雀石』は内なる邪気を吸収する】

マラカイトは深い緑色と独特の渦巻き模様が特徴の石で、孔雀の羽の模様のようにみえることから、和名で「孔雀石」と呼ばれています。

マラカイトは持ち主の身を守り、繁栄と長寿をもたらすといわれてきました。古代エジプトでは、マラカイトを粉にしてアイシャドウとして利用されていたことが有名です。

今回は、マラカイトについて効果と意味をまとめていきます。

マラカイトの意味
マラカイトの特徴
マラカイトのエネルギー（効果・意味）
1. エネルギーの特性
マラカイトの陰陽五行的理解
マラカイトの使い方
マラカイトの体験談
カードにおけるマラカイトの意味

マラカイトの意味

マラカイトの名前は、葵（あおい）科の植物であるゼニ葵の葉の色に似ていたことから、ギリシャ語の「Malache（＝ゼニ葵）」に由来するといわれています。

マラカイトの特徴

マラカイトは美しいグリーンで、孔雀の羽のような特徴的なまだら模様から和名を『孔雀石』と名付けられました。

古くから多くの伝承が残されている石で、ヨーロッパでは子どもを危険から守るお守りとしてカゴに結び付けられたり、顔料として使われたという記録が残されています。エジプトではクレオパトラがアイシャドウとして、マラカイトの粉末を使用していたことが有名です（ただし、マラカイトの粉末は刺激性があり、肌のかぶれの原因になります）。

マラカイトは美しい緑色のために、岩絵具や花火の発色剤としても利用されています。

マラカイトのエネルギー（効果・意味）

マラカイトは心身のヒーリングに優れた効果を発揮する石で、エネルギー的な毒素やよどみを浄化するはたらきがあります。しかし、浄化する過程でマラカイト自身が毒素（邪気）を簡単に吸い込んでしまうため、こまめな浄化を必要とします。使用の前後に水晶クラスターの上に置いて、日光浴による浄化をすることが推奨されています。

邪気払いとしての効果が高いですが、天眼石と同様に目玉のような模様による効果が大きいといわれています。そのため、邪気払いを目的としてマラカイトを身につけるのであればはっきりと目玉のように見えることが重要です。

また、マラカイトはチャクラの障害物を取り除いて活性化し、霊的導きをもたらす効果も持ちます。第三の目の上に置くことで、ビジュアライゼーション（視覚化）と霊視能力が活性化されるといわれています。心臓の上に置くと、バランスと調和がもたらされ、無条件の愛に心が開かれるといわれます。

エネルギーの特性

強力な癒し効果
邪気払い（邪気を吸収）
直観力、洞察力の向上
視覚化と霊能力の向上
バランスと調和をもたらす

マラカイトの陰陽五行的理解

（※（）内の数字は上記エネルギーの特性より参照）

マラカイトは、美しい緑色の石であり、チャクラでは第４チャクラ（＝ハート）、五行では「火」（＝心）に属する石です。さらに、天眼石やタイガーアイと同様に、特徴的な目玉模様を持つことで、追加の効果があります。

陰陽五行における「火」は、「火生土（かせいど）」の相生ルートを促進するので、結果的に「土」のエネルギーが高まります。「土」は「肉体」のエネルギーなので、肉体的な癒しにつながります（１）。また、「火」のエネルギーは「ハート」のエネルギーでもあるので、自分のココロとつながることを促進し、これが邪気を払うことにつながります（２）。目玉模様も邪気払いに寄与するため、非常に強力な邪気払いを発揮してくれます（２）。

自分の「ハート」とつながるということは、直感力や洞察力が高くなることにつながります（３）。自分のココロが感じた「あれ？」という感覚を無視できなくなるからです。

また、自分のココロが感じたことを、自分のこととして感じることができるようになるため、視覚化（ヴィジュアライゼーション）や霊能力の向上として説明されます（４）。これまで無視してきたココロの声を聴くことが出来るようになるということです。

そして、「土」の世界とは、陰陽混ざり合った、バランスの取れた世界です。すなわち、「火生土」が促進されることで、バランスと調和が取れていくのです（５）。