セラフィナイトの効果と意味【優しすぎて印象が薄い？熾天使セラフィムの石】

セラフィナイトは、モスアゲートやガーデンクォーツなどの内包物として知られるクローライト（緑泥石）グループに属するクリノクロアという鉱物から構成されています。不透明な緑色の石に、天使の羽のようなシルバーの光沢が見られるのが特徴です。セラフィナイトという名前は熾天使「セラフィム」に由来しているといわれています。

セラフィナイトは、非常に人気のある癒しの石です。とても繊細で柔らかな、温かみのあるエネルギーを持ち、まさに天使のようなぬくもりを感じることができます。セラフィナイトの癒しのエネルギーは優しく、そしてとても強力で、自己中心的な考えや執着心から開放し、魂の奥深くまで届くとされています。

今回は、セラフィナイトについての効果と意味、体験談をまとめていきます。

セラフィナイトの意味
セラフィナイトの特徴
セラフィナイトのエネルギー
1. エネルギーの特性
セラフィナイトの陰陽五行的理解
セラフィナイトの使い方
セラフィナイトの体験談
1. 『優しく慰めてくれるように癒してくれた石』
カードにおけるセラフィナイトの意味

セラフィナイトの意味

セラフィナイトという名前は流通名であり、「熾天使（最高位の天使）セラフィム」を語源とするといわれています。

セラフィナイトの特徴

セラフィナイトは深く穏やかなグリーンの下地に、天使の羽を思わせるような銀色の模様が浮かぶ石で、個性的でありながら、とても優しい印象の石です。

ガーデンクォーツやモスアゲートの内包物（インクルージョン）として知られるクローライトグループに属するクリノクロアという鉱物から構成されています。

セラフィナイトのエネルギー

セラフィナイトは非常に繊細なエネルギーを持つ石で、持ち主に深い安心感と、人生に平穏をもたらしてくれます。その優しいエネルギーは、神経を鎮静化させ、精神的なイライラや不安などネガティブな感情を抑制し、リラックスした状態に導きます。また、心を込めて生活することで、日常の何気ないことに喜びを見出すことのできる心の豊かさを育ててくれる石でもあります。第３の目の上に置くと、霊的な悟りが得られ、セルフヒーリングに効果があるといわれています。

セラフィナイト自体がエネルギー的に繊細で、他の石のエネルギーの干渉を受けやすいため、強烈なエネルギーを持つ石と一緒にしておくことは避けたほうがよいといわれています。逆にいえばクセが少なく、心身に優しい石なので、こまめな浄化によって良い状態を保つことが必要な石です。

エネルギーの特性

深い安心感と人生の平穏をもたらす
心の豊かさを育てる
癒しの石
霊的な悟りとヒーリング（心臓のチャクラの浄化）

セラフィナイトの陰陽五行的理解

（※（）内の数字は上記エネルギーの特性より参照）

セラフィナイトは「木」のエネルギーを持ち、特に「木生火（もくせいか）」の効果を発揮してくれます。

私たちが深い安心感を得ることができるのは、気持ちや心が満たされているときです。気持ちを五行で表すと「木」なので、このエネルギーが高まれば、満ち足りた感じになるということができます。そのため、セラフィナイトは「木」を満たすエネルギーを持ち、深い安心感をもたらす（１）と考えられます。また、気持ちが満たされた人生は平穏（１）です。いくらお金やモノがあっても気持ちが満たされなければ、人生に平穏は訪れません。

さらに、気持ちが満たされていれば、心が豊かになります（２）。五行でいうなら「木生火（もくせいか）」です。気持ち「木」は心（こころ）「火」を育てるのです。

「火」のエネルギーが高まると癒しになります。疲れているとき、温かいものが欲しくなったりするのは癒されたいからです。温かいものは「火」のエネルギーを持ちます。セラフィナイトは「木生火」で「火」を高めるので、癒しにつながります（３）。

陰陽五行の「火」は、チャクラ理論では心臓のチャクラと一致します。「木生火」によって、「火」のエネルギーが高まると心臓のチャクラの浄化になります（４）。また、「火」はハイヤーセルフと同様のエネルギーなので、霊的な悟り（４）としての意味もあります。