エンジェライトの効果と意味【天使とコンタクトする『気づきの石』】

エンジェライトは、古くから「豊作と好天候の守り石」として大切にされ、一番大切な物を守ってくれると信じられてきました。主に南米ペルーのナスカで産出され、名前はギリシャ語の「angelos（＝天使）」に由来しています。その名の通り、天使の羽を連想するような美しい色合いで、非常に優しいエネルギーを持っています。

今回は、エンジェライトについての効果と意味、体験談をまとめていきます。

エンジェライトの特徴
エンジェライトのエネルギー
1. エネルギーの特性
エンジェライトの陰陽五行的理解
エンジェライトの使い方
エンジェライトの体験談
1. 『ヒーリングの仕事で大活躍』
カードにおけるエンジェライトの意味

エンジェライトの特徴

エンジェライトは、鉱物的にはアンハイドライトという鉱物の一種で、青い色の発色原因であるストロンチウムが含まれるアンハイドライトのことをいいます。エンジェライトは硬度が低く、耐久性のある石ではありませんが、逆に加工がしやすく加工品が多く流通しています。

エンジェライトの名前は、この石の優しい色合いから「エンジェル」つまり「天使」に由来しています。

エンジェライトのエネルギー

エンジェライトはとても優しいエネルギーを持ち、まさに天使のように、人生における大切なものに気がつかせる石で、それらのものに対して広く愛の心を持つように導く石であるといわれています。何気ない日常のなかにある大切なもの、自分だけではなかなか気がつかない身の回りにある宝物の大切さを教え、そこに愛を感じることを手伝ってくれる石なのです。

さらに、エンジェライトは「許し」という大きな特性を持っています。エンジェライトは思いやりにあふれており、人を許す心を教えてくれる石であり、自分の過去の過ちも含めて、自他ともに拭い切れない思いを許すための許しの石でもあるのです。そして、その先に癒しと安らぎをもたらしてくれます。

また、同調性を高め、知覚を高めることからヒーリングの施術者にとって強力な石です。占星術への理解を促し、数学への理解を深めるのに利用されてきたという歴史もあります。

エネルギーの特性

人生における大切なものに気がつかせる
人を許す心を教える（水に流す）
博愛の精神
癒しと安らぎ
同調性と知覚の向上

エンジェライトの陰陽五行的理解

（※（）内の数字は上記エネルギーの特性より参照）

エンジェライトは天使とつながる石であり、天使は四大では「風」、陰陽五行では「木」に象徴されるため、エンジェライトは「木」のエネルギーを持っていることになります。

人生において大切なものに気がつく（１）ことは、「今ここ」に集中したときに起きることであり、この集中しているときには知覚（感覚）が最大限に発揮されている状態になります。知覚というのも五行では「木」に象徴されるため、エンジェライトによって「木」のエネルギーが高まった結果であると考えることができます。

また、「木」は「木生火（もくせいか）」の相生ルートにおいて「火」のエネルギーをアップさせます。「火」は「愛」や「共感」の象徴であるので「火」のエネルギーが高まると、自他ともに人を許すことを学ぶことができます（２）。陰陽五行の「火」のエネルギーは、他人だけでなく自分にも「愛」を与えることもポイントです。さらに、これが発展すると大きい意味での愛、すなわち博愛の精神（３）ということになります。物事に幅広く愛を感じることは、癒しと安らぎ（４）につながります。猫や赤ちゃんなどを「愛でる（めでる）」とは、愛を感じる行為であり、結果として癒されます。

知覚の向上は「木」のエネルギーの向上であり、同調性の向上は「火」による共感力の向上そのものです（５）。